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なぜ!?とうがらし(唐辛子)は、辛い!?

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なぜ!?とうがらし(唐辛子・)は、辛い!?

遠くへ行きたかったから!

龍谷大学 農学部の教授の話

トウガラシを辛いと感じているわけではない。

「痛み」や「熱さ」の感覚を”辛い”と勘違いしている。

口の中にあるTRPV1(トリップ・ブイワン)の働きにより43度以上の熱に反応し痛みや熱さを脳に信号を送る。

辛さの原因カプサイシンにも反応してしまう。
そのため唐辛子を食べても傷みや熱さを感じた時のように脳に信号を送る。
その時に辛いと感じている。

唐辛子には、なぜカプサイシンがあるのか?
唐辛子の戦略で”辛い(熱い・痛い)”を感じたらかみ砕きたいと思われないので野生動物に食べられずに済む。

傷み、熱さは、命の危険を警告してる。

カプサイシンを持つことでTRPV1(トリップ・ブイワン)を持つ動物に食べられまいように進化した。

唐辛子のカプサイシンは鳥のTRPV1(トリップ・ブイワン)には反応しない。
これは、食べ物を丸のみにする鳥に食べてほしいため。
食べ物をかみ砕く動物には食べてほしくないため。

そして鳥に遠くへ運んでもらい絶滅を防ぐため生息範囲を広げたいため。

唐辛子の生存戦略

唐辛子を食べた鳥は、夏バテ防止にも効果がるともいわれている。
Win-WInの関係

なぜ人間は食べる?
15世紀~17世紀 大航海時代
ヨーロッパ人がアフリカ、アジア、アメリカ大陸へ進出
到達した土地から、かぼちゃ、じゃがいも、とうもろこし、トマトなど色々食物を持ち帰る。
その中の一つがとうがらし

その当時、船乗りを悩ませる壊血病に聞くと考えられ、広く広まったといわれる。
壊血病とは、ビタミンC不足が原因で体の各所からの出血を伴う病気

その当時、現在よりはるかに低い航海術に長い航海のため
新鮮な果物や野菜など不足し、ビタミンC不足になりがちだった。
そのため大航海時代には200万人以上の船乗りが壊血病で死亡したとも言われている。

とうがらしには、ビタミンCが多く含まれているため壊血病の予防食材として船に積まれた。

とうがらしは アメリカ大陸が原産で船により世界中に広がった。

人間は、…
辛い物を食べる⇒命危険を感じる⇒快楽物質を分泌する。⇒病みつきになる。

インドでは辛くないカレーが辛くなったり、韓国のキムチも山椒の味から唐辛子の味に変わった。

鳥に世界に広めるより哺乳類の人間によって世界に広まることになった!?

ししとうはなぜ辛い時がある?
ししとうは本来辛く習いない植物
環境の変化(水不足・栄養不足など)がスオレスとなり辛くなることがある。

 

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