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あなたの知らない絵画の世界 名画に潜む「いきもの」たちのメッセージの絵画ミステリー

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あなたの知らない絵画の世界 名画に潜む「いきもの」たちのメッセージの絵画ミステリー

今、大阪市立美術館で行われているフェルメール展、連日、多くの人が詰めかけているそうです。

そんな、昨今のアートブームの立役者の一人でもあるといわれている作家:中野京子さんのお話
名画の謎 怖い絵ブームを引き起こした人で今注目しているので怖い変ないきものの絵
西洋絵画には多くの生き物がひそかに登場していたりしますが、なぜ書かれているのか?

「ウルビーノのヴィーナスの犬」と「オランピアの黒猫」

ウルビーノのヴィーナス
ティツィアーノ1538年作
ウルビーノ公が新妻に送った絵
注目すべきは足元の犬
犬=忠実のシンボル
犬を描くことで貞節や夫婦の忠実を表現しています。
オランピア
マネ1863年作
注目すべきは足元の黒猫
黒猫=魔女のイメージ
黒猫を描くことで娼婦をイメージさせています。

二つを比べると構図はほぼ同じですが、犬と猫と動物が変わっていることに注目
黒猫を描いた方は当時、問題になりました。
黒猫を描くことで、魔女をイメージさせたり、不吉の象徴と当時されていました。
さらに自由や好色の象徴も備えていました。

絵の中の女性が、妻などではなく娼婦だということを想像させます。
当時、裸婦像は 神話にゆらいするもの以外禁止されていました。

現実の絵で、しかも娼婦の絵を描くことは背徳な絵をして大スキャンダルに発展しました。
描かれているいきもので印象やメッセージが大きく変わります。

中生ヨーロッパで黒猫は「魔女の使い」とされ魔女裁判で実際に火あぶりにされていたそうです。

「放蕩息子の酒宴」レンブラントのクジャク

放蕩息子の酒宴
レンブラント作

レンブラントと妻 奥さんの腰あたりの左横にクジャクが絵が開かれています。
ここにおけるクジャクは、
虚栄・贅沢・うぬぼれを表すそうです。
妻の財産で贅沢している自分を孔雀とともに自分で描くことで表現しているといわれています。

「トカゲにかまれた少年」カラヴァッジョのトカゲ

トカゲにかまれた少年
カラヴァッジョ 1596年作

この絵には、「同性愛」に対するメッセージがあるといわれています。
トカゲにかまれているのがポイント。
このトカゲは「カネヘビ」交尾の際オスがメスを暴れるのを抑えるためにお腹あたりに噛みつきます。
牝が反撃に出て激しく絡みあうことがあります。
カナヘビは、ハードな行為を表現するにはぴったりのいきものだそうです。
他にも、ブラックチェリー・・・隠語だそうです。
中指が間れているのにも意味があり、カラヴァッジ自体ゲイだったといわれていて、その相手を求める意味も込められているそうです。

カラヴェッジョは、光や影を強調しゴリアテの区部を持つダヴィデやほろふぇるねす首を斬るユディトなどのリアルな写実主義で残虐な絵を多く、当時から物議をかもしていました。

「ワトソンと鮫」コプリーは、悲劇の作品じゃない

ワトソンと鮫
コプリー 1776年作

共謀な鮫に今にも食われてしまいそうな青年が描かれている。
なぜ未来への希望なのか…実際に有った鮫酒劇事件を絵画にしています。
青年は、ワトソン(当時14歳)身寄りもなく商人に船乗りとして雇われ世界中を航海していました。
公開の休憩中海で泳いでいるとサメに襲われ、何とか命は助かりましたが、右足を失います。
助けてもった命を無駄にはしないと、猛勉強し実業家になり成功し62歳ロンドン市長就任しました。
ワトソンは、努力するればむくわれることを絵画を通して一番つらい経験を通して伝えているそうです。

「人間の堕落」グースの蛇の少女!?

人間の堕落
グース 1476年作

蛇がアダムとイブをそそのかし、禁断の果実を食べさせ、神の怒りを買い手と足を奪い取った。
この絵は、アダムとイブが果実を食べる前を描いています。

「美術鑑定家としての猿たち」マックス

美術鑑定家としての猿たち
マックス 1889年作

マックスは、ある展示会に作品を出品したが満足のいく評価を得られなかった。
次の作品展にこの絵を出品した。

サル=審査員 さるほどの能力なく私の作品の評価できもしないやつらだと皮肉った作品。
猿は、罪や悪徳の象徴で不吉なイメージでしばしばかかれていました。
西洋時は、猿に対してネガティブなイメージを持っていたんです。

「グランド・ジャット等の日曜日の午後」スーラ

グランド・ジャット等の日曜日の午後
スーラ 1886年作

おまえがいうなよおぼの下作品のように見えますが…
右に見える夫婦…実は夫婦ではなく不倫関係だと伝えています。
そういわれている理由は、罪の象徴である猿を連れているからです。
真ん中の赤い日傘の人は、本妻と子どもかもしれませんね!?

先進国で身近に猿がいるのは、日本だけと言われています。
アフリカ大陸、暗黒大陸から来たイメージなのだそうです。

「魚に説教する聖アントニウス」アルノルト・ベックリン

魚に説教する聖アントニウス
アルノルト・ベックリン 1892年作

聖人アントニウスがサメに説教しています。
聖人アントニウスの説教は、サメさえも真面目に聞くが、下の絵は説教を聞いた後のサメでいくらいい教えを聞いても結局サメは元のサメに戻ってしまうと描いています。

「聖母子」クリベェッリ ハエ

聖母子
クリベェッリ 1480年作

クリベェッリ キリストと聖母マリアを描いた作品
聖なる母子の宗教画ですが左下手すりにハエが描かれています。
当時ヨーロッパでは、ハエー浮上・毛皮らしいものの代表格
戦争で絶えず死体が散乱しハエがたかった光景を多くの人が見て恐怖と嫌悪感を抱いていました。
あえて絵の中に毛皮らしいものを描くことで他の不浄なものから寄せ付けない魔除け的な意味をなしています。
もう一つ理由は、画力アピール クリベェッリはこの絵を描いたとき人妻と不倫したとヴェネチィアから田舎へ追放された。
追いやられても一流の画家としての承認欲求、素早くて小さく捉えにくい力量を示せる題材としては描ける人への評価が高かったために描いた。

ベルゼブブは、ハエの悪魔 イエスキリスト推さなながらににらみつけています。
色々なメッセージがあります。

画力アピールでハエを描いた人は、「天使に支えられるキリスト」ジョバンニ・サンティ1490年頃など他にもたくさんいます。

「ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹」ベルッツイ カニ

ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹
ベルッツイ 1511年作

ヘラクレスはつぎつぎとヒドラの首を斬り落とし火で焼いていきますが、そこにヒドラの助っと「カニ」がらわれます。
カニは、ヒドラと同じ沼の仲間なのでヒドラがピンチとみるや沼から這い出てヒドラを助太刀するがあっけなくヘラクレスに踏みつぶされてしまう。
非力なカニなのに勇気のある行動が…星座になった!?
蟹は、この時の勇気が讃えられ星座になったといわれています。

「ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」ジャック=ルイ・ダヴィッド ハチ

ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠
ベルッツイ 1511年作

ナポレオンの即位を描いた有名な絵画
この絵には、191人緻密に描かれています。
一見どこにもいきものはえがかkれていないようにみえますが…ナポレオンのボーブ
ちょうどナポレオンのお腹あたりにミツバチが描かれています。

ミツバチは、1匹1匹は小さくて弱くてもスズメバチなどの敵に巣がおそわれそうになると集団で戦います。
ナポレオンは、女王鉢を頂点とするミツバチの統制力を自分に重ね、そんなミツバチを自分のシンボルにしていた。

「パリスの審判」ルーペンス ふくろう

パリスの審判
ルーペンス作

パリスとい羊飼いの青年が女性3人の中でだれが一番美しいかと判定させられているギリシャ神話のワンシーン
左上に「ふくろう」が描かれています。

フクロウを従え、武具を身に着けているあるいはそばに置いている者がアテーナー フクロウは知恵を意味する?/td>

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