恐怖心は幼少期の刷り込みで作られたアルバート坊や
高層マンションの上階に住んでいた人は、高さにあまり恐怖心がないと言われますよね!?
<アルバート坊やの恐怖心条件付き実験>
1919年にアメリカで行動主義心理学の草分け心理逆者:ジョン・ブローダス・ワトソンが恐怖に関する実験を開始
被験者は、当時、小児科でじゅおに病棟で授乳していた女性の生後11か月の男のでアルバート坊や
アルバート坊やは、大きな金属を聞くとおびえて泣き出すという怖がり屋の一面があり、ねずみやウサギ、犬などの小動物には怖がらずに接することが出来ていた。
まず、アルバート坊やの前にシロネズミを置き、彼が触ろうとした瞬間に背後で鋼鉄の棒をハンマーでたたくことから開始
結果、アルバート坊やは大きな音に驚いたものの再度、シロネズミを触ろうとした。
そこでまた大きな金属をならすと今度は、大声で泣きだした。
1週間後に同じ実験を5牡蠣繰り返し、その5日後にまた同じ実験をした。
その結果、アルバート坊やはシロネズミを見ただけで逃げ出すようになった。
元々、苦手ではなかったネズミに恐怖心をもちだした。
その後、恐怖心を抱く範囲が広がり、ネズミに似たものやけがのコートにさえも恐怖心を頂くようになったそうです。
心理逆者:ジョン・ブローダス・ワトソンは、この結果を顧みて、
「人間が抱く不安や恐怖などの感情の多くは、この実験のように幼少期の経験に由来している」と説いた。
ほとんどの嫌悪感や恐怖心は、生まれつきのものではなく後の経験や刺激により作り出され、繰り返し刷り込まれてくものだと思われる。
親と同じものを怖がったりするのも、親を見て得た経験。
アルバート坊やは、実験の3年後の1922年に祖母から感染した髄膜炎が原因で水頭症になり1925年に7歳くらいで亡くなった。
その後、克服できたかはわからない。
克服できるだろうけど、怖くなったきっかけより時間は要しそうだ。
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