年越しそば・お正月・年末年始行事 しきたり 雑学 初詣・門松 歳神様
年越しそばは 大晦日?元旦 いつ食べる
年越しそばは、おせち料理やお正月の用意など年内に終えておきたいものをし終えて食べることも多いので、そばを食べるとしても夜遅い時間になることも多々ありますよね。
しかし、年を越してしまっては、縁起が悪いとされている。
ですのね急いで年内に食べ終えなくてはならない。
年越しそば由緒は・・・
蕎麦は、他の麺より切れがやすい、切れが良いということで
「今年一年の災厄を断ち切る。」という縁起かつぎの習慣
ですので、今年の災厄を断ち切れる大晦日の年越し前に食べることに意味がある。
年を越すと厄災を翌年に持ち越すことになるので縁起輪悪いということになる。
江戸時代に金の職人が大晦日にそば粉を団子にして、落ちた金箔を集めたことから、大晦日のそばは、金運を呼ぶと言われている説も・・・あるみたいです。
除夜の鐘は、大晦日のうちに打ち終わるのか
108回目のみ新年
今では、騒音問題で除夜の鐘が鳴らない、いやならせない地域もでてきたので気にすることもない・・・?
しかし、初詣に行くとやはり聞きたい!?ものですよね。
鐘を108回つくというのは、人の煩悩が108あるとされているからです。
煩悩とは「心を乱すもの」とされている。
107までは年愛につき、最後の108は真につくことになっている。
鐘を一つつき、煩悩を一つずつ消していく。
強弱をつけて、交互に107回年内につく。
108つめの煩悩は、新年につき消し去る。
正月飾りは飾ってはいけない日がある!?
門松、しめ縄、鏡餅などの正月飾りは、歳神様を迎えるためにするものなので年末に用意する。
しか~し、29日と31日は避けるべきと言われている。
29日は
「二重苦」とも読めてしまうため避ける傾向がある。
また松飾も 29日の9と松で”くまつ”と読めてしまい「苦待つ」と考えられ、飾るのも好ましくと言われている。
31日は
翌日には翔@月になるため「一夜飾り」とされ、前日にあわただしく飾る葬式の準備を連想してしまい、好ましくない。
ということで、歳神様を迎えるために避けるべきと言われている。
正月に門松をなぜ玄関に立てるのか
門松は、歳神様が正月に降りてくる目印とされている。
正月は、年の始まりなので、これから一年間みんなを守ってくれる歳神様を家に迎えて一緒に過ごす。
日本の神様は、木のこずえ(先っぽ)に宿るとされている。
松の木は、冬でも青々しているので、生命力の強さを表し、”松”は「祀る」とされ、歳神様を待つにも通じると考えられている。
ということで、お正月に歳神様と過ごすためにお迎えするための目印とするために家の門の立てるようになったとされる。
門松というように主役は”松”、いまでは竹の方がメインのものも増えているが、いうなれば松の枝だけでもいいとされている。
鏡餅のミカンをのせるの?だいだいね
最近では、みかんので済ませている家庭も多いかと思われるが、間違い。
鏡餅の上には”ダイダイ(橙)”をのせる
ダイダイには「代々家が続きますように」とい願いが込められている。
ミカンではダイタイの願いをこめられない。
ダイダイの由来
ダイダイは、冬には黄色くなるが枝から落ちることもなく、そのままにしておくと夏には緑に戻り、2~3年くらい繰り返し、その間に新しい実もできる。
数年間、古い実と新しい実が共存する。
それで、ダイダイを飾るようになった。
子孫繁栄の意味もあり、家族でともに過ごす正月にふさわしい実であるとされている。
割るのに鏡開き?
鏡開きは、1月11日の行事です・
お供えしていたお持ちは、カチカチになりひび割れをして、カビもはえているころでしょうか?
カチカチなので割って砕いてから食べるのが普通だが、なぜ”開く”か
”わる””くだく””きる”とおいうことは、新年のめでたい時期には縁起が悪いから。
鏡開きは、元は武士の家でお正月の終わりを告げる行事として行われいた。
武士の家の行事なので”わる””くだく””きる”という言葉は、なおさら不吉なもので遠ざけられた。
今でも武道の世界では受け継がれているものもある。
柔道、空手、剣道などなど
お正月にしめ飾り(お正月飾り)をかけるのか?
しめ飾りは、「しめ縄」輪にした飾り。
しめ縄は、”糸”の字を現したギザギザのイナズマのような白い紙(紙垂/しで)を付けた縄で神聖な区域とその他を区別するためのもの。
ですので、しめ縄を輪にした”しめ飾り”は、お正月に歳神様を迎えるための大切な飾りとされている。
今は、玄関に賭ける人も多いが、昔は車のエンブレムあたりに飾る人も多くいた。
勝手口やトイレ、かまど、納屋など色々なところに飾っていた。
しめ飾りの意味
紙垂以外にもウラジロ、ユズリハ、ダイダイ、コンブ、エビなど色々な飾りをつけることもあり、それズレに意味がある。
・ウラジロ 裏を返しても心は白い
・ユズリハ 親の時代から子にうまく代替わり(ゆずる)する
・ダイダイ 家が代々続く
・コンブ よろこぶ
・エビ 腰が曲がるまで元気でいられるよう
など願いが込められている。
元旦の朝に水を飲むといいのか?
昔は、井戸水を汲んで生活をしていました。
新年の最初にくむ水は、「若水/わかみず」と言われ生気がこもり、邪気を払い、飲めば若返ると言われていました。
寅の刻(午前4時)に汲んだ新鮮な水をまず神様にお供えし、その後に雑煮にお茶を入れたりしていた。
その新鮮な水、若水をくむとき「黄金の水をくみます」と唱えながら汲むと縁起がいいとされていた。
現在でも、ミネナルウォーターを若水として備えた後に使用するいいともいわれている。
元旦に掃除は禁物!?
帰省など、家族がみんなが集まる時期。
今では義理の家にはいかないと決めている人もいるとかいないとか・・・
皆が集まりお正月の祝いをした後、部屋が散らかっていると・・・
ついつい創始をしたくなるものですが
元旦だけでなく三が日は、掃除をしない方がいいと言われている。
せっかく訪れてくれた歳神様と福を掃除して追い払ってしまうからという。
江戸時代の庄家の中にはやってきた福を逃がさないように雨戸を閉めきっていた家もあったとか。
歳神様をお送りするのは、”松の内”が終わる1月7日とされている。
が、3が日が過ぎれば掃除してもいいと言われている。
おせち料理の云われ
おせち料理は、援護をこめてそれぞれ語呂合わせで縁起が込められている。
・黒豆 まめにくらす
・数の子 子だくさん
・サトイモ(やしがしら) 頭になる
・れんこん 先の見通しがいい
・鯛 めでたい
・ブリ 出世
※ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと出世魚
・エビ 腰が曲がるまで長生き
・ごぼう 地中に値をしっかり張ることから家がしっかり続く
・キントン 漢字で金団とお金がたまる。
お正月には祝箸を使う意味
お正月のお祝いの食多では神様と一緒におせち料理を食べるというのがよいとされているため両方が細くなっている”祝箸”使う。
祝箸は、柳で作られているため”やなぎ橋”ともいう。
一方は、自分が使い、逆側は神様が使うとされている。
祝箸の真ん中の膨らんでいるため、お腹いっぱい食べることに困らないように!や子孫繁栄の意味も込められている。
お年玉
お年玉は、鏡落ちの「餅玉」の代わりとされている。
お正月は、 歳神様を家に迎えて一緒に過ごすために鏡餅をお供えして 歳神様を歓迎する。
お供えした鏡餅には 歳神様の魂が宿るとされている。
この鏡餅を餅玉にして、家長が 歳神様の「お年魂(お年玉)」として家族に分け与えたのが「お年玉」の始まりとされている。
昔は、餅だったが今は”お金”になった。
目上の者が目下に送るものがお年玉
目下が目上に送るのは、年賀とされていた。
初詣は、お寺にしてもよいのか
別に構わないがどこでもいいわけではない。
初詣は、どこかの神社にお参りすればいいと思われがちだが、自分の家から見て「恵方」の方角にある神社かお寺に参りするのが正式なものです。
しかし、恵方の方角は毎年変わる。
だからか、恵方にある神社、お寺への初詣はすたれてきている。
今では、好きなところに参るのがふつうである。
お寺にお参りするのは、亡くなられた方三十三回忌が終わると仏さまになるとされているため。
日本人は、無宗教!?
特定の進行がない人は、すきなものを信じればいい!?
お正月の遊び
たこあげ
たこあげは貴族の遊び!?
平安時に中国から伝わったとされるたこあげは、寄贈の遊びだった。
「立春の季に空に向くのは養生(健康法)の一つ」とされていて、健康と幸福の願いをこめたもの。
たこあげは、健康法ともされていた。
旧暦で立春(現在の2月4日頃)がお正月だった。
1873(明治6)年に新暦になってから、現在のお正月にも行われるようになった。
たこは、上がれば上がるほど子供が元気に大きく育つと願いが込められていた。
すごろく 双六
正月に百人一首をするのは正月に子どもが夜更かし出来たことによる。
百人一首が、カルタのようにして遊ばれるようになったのは戦国時代
14世紀ごろからだと言われているが、庶民の間に広まったのは江戸時代中頃の元禄時代ごろで、木版画の技術が進んで量産できるようになったからだと言われている。
子どもや若者が集まった時に百人一首(カルタ)などで遊ぶことが多く、お正月には夜更かしをしても多めに見られたのでする機会が多かった。
他時期は、親の手伝いなど早寝早起きの生活だったのでする暇がなかった。
そいうこともありお正月に大ヒットした遊びだから、そのまま受け継がれた。
百人一首メーカーの戦略ともえいる。
コマ回し
奈良時代(8世紀)に中国から朝鮮半島の高麗を経由して日本に伝わったとされるコマ(高麗)。
伝わった高麗(コマ)は、うなり音が出る”鳴りコマ(高麗)”だったとされている。
その、鳴りコマの音が悪霊を払うとされ、1年の初めに幸運を願ってコマを回した。
昔は、今と違って栄養が足りていなくて、衛生もわるかったので病気になどになりやすかった。
そのことが悪霊のせいだと思われていた時代、悪霊払いのこま回しは正月の遊びというか、行事、習わしだった。
羽子板 羽根つき
羽子板は、”不幸を跳ね返す板”とされている。
そして、女の子が元気に大きくなるようにという願いも込められている。
羽根の先端の黒い部分の「無患子/むくろじ」といわれる黒い実には、子ども病気をしないようにちう意味がある。
”無患子”=「子が患わない」
羽根の形は、トンボを見立てていて蚊など害虫を食べる益虫とされているので正月に羽根つきをすれば蚊に刺されず病気(日本脳炎など)にならないという縁起を担いだもの。
いまでは、オニヤンマくんがm夏の虫よけの必需品とされている!?
獅子舞は、獅子はトラか
獅子舞は、ライオン。
アフリカなどのいるライオンではなく、インド地方のライオンであす。
昔は、今のように絶滅危惧 種(絶滅危惧Ⅱ類-VU) ではないのでインドなどにも広範囲にもいた。
今でもインド北部の保護地区にだけいるが、アフリカなどにいるライオンより小ぶりとされている。
インドの遊牧民は、ライオンを神様として崇拝し、獅子舞をしたのがチベット→中国→朝鮮半島を巡り日本に伝わった。
コメント