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もうええでしょ!?裁判所をもだまし他人の土地で荒稼ぎの地面師(land swindler)たち
最近では「地面師たち | Netflix (ネットフリックス)」でも話題になった詐欺
元は、本当にあった「積水ハウス地面師詐欺事件」
2017年6月1日に、積水ハウスが地面師グループに土地の購入代金として55億5千万円を騙し取られた詐欺事件
なにかと耳にした人も多い。
辻本 拓海(つじもと たくみ)- 綾野剛
ハリソン 山中(はりそん やまなか)- 豊川悦司
後藤 義雄(ごとう よしお) ピエール瀧
後藤義雄の決まり文句「もうええでしょ」は、流行りましたよね。
裁判所をダマして他人の土地を売る地面師
不動産売買の抜け道 アナ
他人の土地を知らぬ間に地主になりすまして売りとばしてボロ儲けするのが地面師
裁判所をダマしてうその判決ださせ、その判決を登記所に持って行って登記名義を自分のものにしてしまう。
そそして手に入れた登記簿謄本で買手を見つけて売りとばし代金をだまし取りボロ斧受けする詐欺。
巨大な詐欺だから、ニュースになぅているが細かい詐欺なら、もっと多いのアもしれない。
リスクに見合わないのかもしれない。
ストーリ
ある一等地に草ぼうぼうの空地があるがあった。
底を通るたびにきになっていた地面師の辻本拓海(仮)。
この土地は、なんで管理されていないんだ俺ならうまく売り込めるとおもっていた地面師の辻本拓海(仮)
とにかく現状を調べるために登記所に行き、登記簿を調べて所有者を調べた。
大阪市中央区大阪城1-1にすむ川井菜摘(仮)という女性だということが分かった。
その女性の住所、氏名と正式な見取り図、面積などをメモした。
そして、辻本拓海(仮)は、原告になり川井菜摘(仮)を被告とする土地所有権移転登記請求の訴状を適当な内容で作成した。
辻本拓海(仮)は、被告の川井菜摘(仮)から、その土地を㎡300万円で買い、その代金はすべて川井菜摘(仮)に支払い済みであるが被告の川井菜摘(仮)は、いつまでも経っても名義変更をしてくれない。
しかたないのでこの裁判で、登記を自分のものにしたいと訴状を裁判所に提出。
裁判所は、この訴状により副本を被告の川井菜摘(仮)に送達する。
この訴状が本人に届くと詐欺がばれるので止めなくてはならない。
地面師の辻本拓海(仮)は、仲間の稲葉麗子(仮)住んでいる家を川井菜摘(仮)の住所とし、訴状を書き表札も「川井菜摘(仮)」としていた。
そいて、一刻も早く判決が下るようにもっとも事件や取り扱いが少なそうな地方の裁判所支部に訴状を出した。
基本的には当事者同士の管轄する裁判所のどちらかで訴状だすのが決まりがあるが・・・
あらかじめ被告のほうで原告の指定する裁判所で訴訟をすることに同意するという「管轄合意書」を出しておけば、どこでも訴訟できる規定がある(民事訴訟法 一一条)。
受け付けた支部は、訴状に書いてある被告の住所に訴状の副本と期日の呼出状を送達。
もちろん地面師仲間の稲葉麗子(仮)の家に配達されている。
呼出の期日が来ると原告の辻本拓海(仮)、そして被告の川井菜摘(仮)になりすました稲葉麗子(仮)ともに裁判所の法廷へ
そして、訴状通りに裁判が進んだ。
結果
民事訴訟の前提とし被告が原告の言い分を認めてしまえば、裁判所はそれ以上立ち入ってこない。
被告が事実をと認めれば一回の審理で訴訟は終わり移転登記をしなさいという判決が出る。
この判決正本が双方に送達されて、二週間以内にどちらも控訴しなければ判決は確定し、辻本拓海(仮)は移転登記出る。
しかし、裁判所をだました結果の判決なので本物の川井菜摘(仮)が無効登記抹消の訴訟を起こすと登記は前倒しに抹消され元の木阿弥に戻る。
まぁそうならないとこまるのだが。
善意の第三者がでてこなくてよかった。
まぁ詐欺をしているだろう地面師たちも戸籍をも偽造しているので足元が付かない・・・
警察の捜査の能力の威信に架かっているかもしれない。
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