ことわざ「あい~あおの5選」
※(英語は、だいたいの意味)
※(English roughly means)

挨拶は時の氏神
<あいさつはときのうじがみ>
(One should appreciate and follow the advice of a mediator)※
争いごとが起きた時、その仲裁をしてくれる人は氏神様のようにありがたいもの、その調停には従うべきである。
けんかや口論など激しくやりあっている時に間にに入ってくれて誰かが仲裁してくれるほどありがたいものはない。
そんな時は、 仲裁に素直に従うったほうがいい。
基本的には争いごとの当事者同士は、冷静さを欠き和解の兆しなどは見込めない。
そんな時でも、時の氏神は うまく裁いてくれるだろう。
開いた口が塞がらぬ
<あいたくちがふさがらぬ>※
あきれ返った状態や、あきれてものも言えないさまをいう
(I am stunned and speechless)
あまり突飛なことを言われたり、 驚くようなことされたりすると驚きのあまり、ほんとにあいた口がふさがらないことがあります。
若者たちの服装や行動を見ている年配者たちは、それこそ口が開きっ放しで閉ることがないというものの。
あきれた連中がふえた ということでしょうか?
いえ、同じことが繰り返されているだけです。
逢うは別れの始め
<あうはわかれのはじめ>※
人が出会うことは、すでに別れの始まっている。
(Meeting is the beginning of separation.)
「始めより逢うは別れとききながら 暁しらで人を恋いける」藤原定家
さよならは別れの言葉じゃなくてまた逢う日までの遠い約束なんてことも
青菜に塩
<あおなにしお>
(crestfallen [in a dejected state].)※
葉っぱに塩をかけると、ぐったりと力なくしおれてしまうように、いま
まで元気よかった者が急にしゅんとなってしまうこと。
青は藍より出でて藍より青し
<あおはあいよりいでてあいよりもあおし>
(Although blue dye comes from the indigo plant、it is bluer than indigo dye)※
青色の染料は、藍からとるが原料の藍よりも青いという。
ということで、弟子が師よりも優秀なことをたとえている。
「藍の誉れ」や「氷は水より出でて水より寒し」ともいわれる。
名人気質と言われる方は、伝統工芸の世界によく見受けられる。
腕は、さほどでもなく気位がばかに高くなり煙たがられる人も中に入る。
でも、そんな人の弟子には優秀な人がうまれる「出藍の誉れ」とも言われる。
(surpassing one’s master)※
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