あなたの知らない脳を活性化させるぼんやりの世界
ぼんやりすることが時間の無駄と思われがちですが・・・
実は、脳の老化を予防していて 人間の脳は上手に使えばいつまでたっても若々しく育つことができる。
脳を使いすぎるとファイルがきれいに整理されずに収納されるため
いざ使う時に引き出しをあさることになってしまう。
しっかり覚えて休ませたりぼんやりすることで脳は仕入れた情報を
きれいに整理してインデックスしてくれるのですぐに情報を見つけれるようになる。
ぼんやりモード時に自己認識や見当識、エピソード記憶などを
過去現在未来で関連付けして照合もしてくれている。
ぼんやりをし忘れると自分のことも忘れてしまうことになるかもしれませんよ。
ぼんやりモードでは 脳は集中時の15倍活発に動くといわれていますので逆に効率が上がります。
スランプや締切に追われてる時こそ気晴らしをする方がかえって脳を効率よく働かせれます。
脳を働かせすぎてしまうと脳が勝手に休もうとしてぼんやりしてしまうのは
脳がフリーズ状態で固まっているだけで処理は暴走していますのでインデックスが崩れている状態になっています。
そうすなることで処理が誤作動を起こし腹痛もしていないのに
お腹が痛いとかと脳が指令を出したりし体の不調作り出したりする。
いざ、病院で検査してみると原因不明であるとなってします。
こうなるとうつ病の症状になっている可能性もありますので・・・
脳の疲れをいやす方が大事である。
うつ病の方の脳の活動を見ると作業中には活動しない「ぼんやりモード」が常に活発になっているなど異常な状態が見受けられる。
仕事中も嫌な記憶を思い出したり何もやる気が起きなかったりするのは脳内で処理ができなくなっている状態かもしれません。
症状的にはうつも認知症も同じで前頭葉に異常が出る病気だと言われているそうです。
パソコンでも多くの処理をしながらなら 数時間かかってしまう保存や誤作動も
とりあえず保存時だけでも作業をやめて休憩でもしていたら 意外にも早く保存ができトータルの作業がスムーズにいくこともありますよね?
勉強した後に寝た方がいいというのもこういうことなのかもしれませんね。
脳の使い過ぎ度チェック
①固有名詞がすぐに出てこない
②うっかりミスが多い
③嫌なことや失敗が頭から離れない
④キレやすくなった
⑤だらしなくなった おしゃれしなくなった
⑥自分の努力が報われないと感じる
⑦朝から晩まで忙しく ぼんやりする暇がない
⑧かつての夢や目標が今はどうでもいい
⑨優柔不断になった
⑩人に会うのがおっくうになった
いくつにあてはまりましたか?
上の質問は すべて脳が疲れた時に出る症状です。
あてはまるものが多いと 脳にトラブルあり?
脳の使い過ぎ度チャックの藩邸
8個~ 認知症予備軍の可能性がある
5~7個 このまま脳を使いすぎると危険
3~4個 脳がお疲れ気味なので要注意
~2個 うまくぼにゃりできている
最新の研究 fMRIで脳を調べると・・・
深くものを考えるときに使うのが前頭葉内側部
記憶をつかさどる後部帯状回
前頭葉内側部や後部帯状回は文章を読んだり計算したりなど集中している作業時には活動が低下する。
さらに怖いことに前頭葉内側部や後部帯状回は、
認知症で異常が出やすい部分と重なってしまいます。
休みなく脳を活動させていると前頭葉内側部や後部帯状回が使われなくなり
機能が低下していき認知症の可能性が高まっているのではないかと言われています。
正しく効率よくぼんやりする。ニューロビクス
日本人はぼにゃりするのが下手である・・・
- 単純作業をする。
単純な流れ作業中も脳は「ぼんやりモード」に入っている。
ぷちぷちをやり続けたり大量の豆むきなど靴磨き・・・
無心になれるような脳が退屈するような作業 - 昔のアルバムをみる
自分の過去を振り返ると脳は自動的に「ぼんやりモード」に突入する
過去・現在・未来をつなげて自分を見つめると「ぼんやり脳」は鍛えられる。
毎晩、寝る前とかに見ると効率的だそうです。 - 景色を眺める
会社のビルの屋上からとかから景色を眺める。
見晴らしのいいところに立つと頭の中も広い視点で捉えられるようになる。
下界で悪戦苦闘する姿をイメージすると客観視できる。 - 頭脳ゲームなどで駆け引きをしよう
オセロや将棋など相手が必要な頭脳ゲームは 相手の心理を読み解き駆け引きするので「ぼんやり脳」を刺激する社公団やテニス・野球・ゴルフなどの趣味仲間やライバルを持つのも効率的 - スマホの地図アプリに頼らずたまには迷子や探索しよう
アプリなどは便利だが脳への刺激が無くなるのでNG時間あるときは見知らぬ土地で迷子になっているとかまちあるきをしてみよう
「ぼんやり脳」が刺激される。
【休みの日に1日中ぼんやりするのはダメ!】適度な刺激を
おくむらメモリー・クリニック院長 脳神経外科医 奥村歩先生のお話
岐阜県にある病院には東京や大阪から100人以上が物忘れが外来に患者殺到
意外にも30代や40代の人の外来が多いそうです。
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