「月給の三倍の婚約指輪」は、世界最大のダイヤモンド原石扱ってる会社・デビアス社
<婚約指輪は、給料の三か月分>
そのようなフレー ズを作り出したのは、世界最大のダイヤモンド原石を扱っている大資本・デビアス社の日本の担当者です。
デビアスグループ 1888年創業
(The De Beers Group of Companies)南アフリカ共和国発祥
1960年代後半、高度成長期の日本女性で婚約指輪にダイヤの指輪をもらった人は、6%程度のものだった。
日本は まだまだ発展途中の国だったし、日本に指輪が広まったのは江戸時代後期。
一般的に広まったのはもっと後で戦後に西洋の文化が一気に広まった高度経済成長期のあたりだといわれています。
昭和40年代以降になるとジュエリー会社のキャンペーンなどもの影響もあり、結婚指輪の習慣が定着。
まだ高価な指輪を贈る習慣もなかったと思います。
日本を将来的に有望なマーケットと考えて積極的なキャンペーンを開始
「ダイヤモンドには永遠の価値がある」とPR。
すると、1970年代の半ばには50%を超える女性が婚約指輪にダイヤをもらうようになった。
キャンペーンは成功したと言える。
そうなってくる贈る側の男性は、相場を知りたくなり、宝石店などに問い合わせをし、デビアス社が広めた目安が「給料の三か月分」だった。
このキャンペーンは、1979年にスタート。
1987年に郷ひろみが二谷友里恵と結婚した時に記者会見で「婚約指輪は僕の給料の三か月分のを贈りました。」と答えて、このフレーズを広めるのに一役買った。
2007年に愛媛県の四国山地の火山岩から、日本初となる天然のダイヤモンドが発掘されたそうです。
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